最近の気になる政治ニュース

最新情報は見逃したくないという方、政治動向に興味があるという方、そんな方のために、ここでは政治関連の最重要ニュースをお届けしています。重要なのに見逃してしまうかもしれないニュースを、以下にて一挙ピックアップしました。

東京五輪、開催の方向へ

加藤官房長官は、新型コロナウイルスの蔓延や国民の反対にもかかわらず、今夏の東京五輪を延期もしくは中止する予定はない、と述べました。加藤官房長官は、ワクチン接種の促進によって新型コロナ感染を徹底的に抑え込み、国民の安全を確保していくとしています。開会式は7月23日予定ですが、今後状況がどう展開していくかはまだ誰にも分かりません。

コロナ患者に郵便投票を検討

ホテルや自宅で療養中の新型コロナ患者にも、国政選挙や地方選挙での郵便投票を認める新法の制定に、与野党が合意しました。与野党は、7月4日に予定されている東京都議選からの新法導入を目指しています。症状のある人や濃厚接触者は、自宅やホテルに隔離しなければならないため、投票に出かけることが難しくなることが懸念されていました。

ミャンマーから解放された邦人記者、虐待などの実態を明かす

日本人フリージャーナリスト・北角裕樹さんがミャンマーの刑務所からようやく解放。伝えられているところによりますと、軍や警察の取調べ官から、友人や顧客との関係についての個人的な質問をされ、本人は容疑について「でっち上げだ」と主張しているということです。北角さんはまた、他の受刑者から刑務所内で受けた虐待(殴打、拷問、休憩なしの取り調べなど)について聞いたと話しています。北角さんは、市民の不服従と暴動を扇動した容疑で逮捕されました。また、外国人ジャーナリストとしては初めて、ビザ違反で起訴されました。がしかし、釈放により、容疑はすべて取り下げられました。クーデター発生以来、約80人のジャーナリストが投獄され、その約半数がまだ拘束されたままとなっています。

新造イージス艦の総コスト、9,000億円に

新造イージス艦の総コストは、最低でも9,000億円(米ドルで82億7,000万ドル)に達すると試算されています。これにより、建設予定ながら政府によって中止された陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(陸上イージス)の2倍のコストがかかることになります。しかも、イージスシステムを軍艦に搭載したこのイージス艦にかかる総コストは、これよりさらに膨らむ可能性さえあります。高額な建設費、人件費、維持費に加え、少なくとも2隻が常に最高の状態で稼働するためには、日本の場合、こうしたイージス艦が6隻は必要となるためです。

LGBTは異常と国会議員が発言

自民党の議員が、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)であることは人間の種の保存に背くことになるため異常である、という趣旨の発言をしました。これは与党の会合で発言されたものです。簗和生衆議院議員はさらに、LGBTは生物学上の法則に反するという趣旨の発言もしており、これについても参加者は聞き逃しませんでした。この議員の発言が党内のみならず、野党や一般市民からも多くの反感を買うことは必至と思われます。