2012.01.17
私が100万枚のチラシで
やりたかったこと。
投票率は37%でした。
それでもまだ懲りずに、私は配ります。
私は、去年の冬から春にかけて、20万世帯の西宮に、
100万枚のチラシを配りました。
毎朝凍てつくような駅前で2時間半手渡しで配り、
そのあと日の入りまで休憩なしでポスティングして歩きました。
会議の日も、終わったらすぐに着替えて日の入りまで。
丘の上から路地の裏まで、毎日30km歩きました。
市議会議員選挙は2000票で当選できます。
選挙に当選したいだけなら100万枚のチラシはいりません。
選挙は、関心を持たれていない市議会がほんの少し注目される
4年に一回しかないチャンスだと思って、チラシを配りました。
議会から「伝えなければいけない」「考えてほしい」と思ったことがたくさんあったから。
現役世代にはこう伝えたかったのです。
「ツケが回されるのは、自分たちや子供たちなのに、
それでも投票にこないですか?」と。
シニア世代にはこう伝えたかったのです。
「テレビや新聞や、会合に出てきて愛想をふりまくセンセーの言うことを
鵜呑みにしないでください」と。
嘘に塗り固められたマニフェストに、日本じゅうが騙された直後に、
「タダにします」「整備してあげます」のエサにほいほい食いつくような人ばかりの西宮じゃないと、
信じていました。
ほんとうのことをちゃんと伝えれば、いっしょに考えてくれる人がいると信じて、
100万枚のチラシを配りました。
50年前の西宮市長は、市民に相談もなく
西宮沖を埋め立てて石油化学工場を誘致する計画を進めていました。
西宮を愛する人たちは投票に行きました。反対派の新市長が当選して工場は白紙撤回。
西宮は「文教住宅都市」を選びました。
50年前の西宮市民は、投票に行くということによって、
西宮の歴史と未来への敬意を欠いた人たちから、西宮を守ったのです。
そして、いまの西宮があります。
あたらしいチラシを作りました。
これを読んで、いっしょに現在の西宮のこと、未来の西宮のことを考えてみてください。
去年の市議会議員選挙の投票率は37%でした。
それでもまだ懲りずに、私は配ります。西宮を信じていますから。
無責任なテレビや新聞といっしょになって「政治が悪い」と言っている間に、
ツケは子供の世代に回されていっています。
「どうすればいい?」を考えるのは私たちです。
あなたが、西宮の未来を救ってあげてください。50年前みたいに。
病院問題の「パブリックコメント」を出そう
(2/10まで)
あなたが毎年病院に1万円払わされていることを知っても、
赤字の原因が異常な人件費だと知っても、「お任せ」でいいですか。
総事業費100億円を、後の世代へのツケにしてしまっていいですか。
パブコメの締切は2月10日。ぜひ協力してください。
昨年末くらいに、「市立中央病院/アサヒビール跡地に移転」「病院移転問題/市長・年度内に確定」などの記事が新聞を賑わせました。市当局の動きは「議論される前に既成事実にしてしまおう」というつもりかと思うくらい拙速ですが、実際はまだ何も決まっていません。
移転議論の前に、公立病院の異常な人件費の解決が先です。
現在市議会では、毎年20億円(西宮のすべての世帯が1万円ずつ負担する額)の税金投入を続けながら赤字経営から脱却できない「西宮市立中央病院」の今後についての議論がおこなわれています。
経営状況が好転せず、施設が老朽化していることもあり、市当局は新築移転の方向で話を進めようとしています。しかし、現状の病院では75%という異常な給与費比率(54%程度まで下げる必要がある)が経営上の最大の課題です。現に、これまでの経営改革がすべて失敗に終わったのは市当局が公務員の労働組合と毅然とした交渉をしなかったことが原因です。議会は「経営健全化は移転の大前提・給与費比率の適正化に速やかに着手せよ」という「決議」を全会一致で採択するなど、後の世代にツケを残さない議論を求めています。
そもそもほんとうに「公立の」病院が西宮に必要なのか。
病院の今後は「公立」としての存続ありきで議論されていますが、住民にとって必要なのは医療であって「公立病院」ではありません。検討の結果、仮に病院を存続させることになったとしても、民間の経営手法による病院存続のほうが、効率的に品質の高い医療サービスを提供できるのは明白です(現に、一般の民間病院は市からお金を入れなくても経営できています)。しかし、市当局設置の検討委員会では、民間委託などはじゅうぶん議論されていません。他市でも、公立のまま病院の経営を改善した事例はほとんどありません。公務員として雇用されている職員の合理化は、病院改革の前提条件です。
巨額の事業費はツケとして子供たちに残されます。
公立病院として移転・新築するとすれば、総事業費が100億円という高額な投資が必要になる大事業です。さらにその後も継続して税金投入を続けなければならない可能性も高いです。ほんとうに西宮に医療機能が不足していて、それが行政にしか提供できないのであれば、住民は税金の投入を受け容れるべきです。しかし、「西宮で不足していて、公立病院が提供すべき医療があるのか」の検証は不足しており、税金投入の必然性に疑問が残ります。
この財政難で100億円あれば解決できる政策課題はたくさんあります。公立病院の存続が最優先課題とはとうてい思えません。ほんとうに病院を新築して建て替える必要があるのか、さらには、それが民間の病院でなくあえて非効率な「公立」である必要性があるのか、きちんと合理的で公正な議論を経て、公務員労働組合を含む一部の利害関係者に阿ることなく、政策推進をする必要があります。
「パブリックコメント」とは、市が規則や計画を定めるときに、住民の意見を聞く制度で、住民なら誰でも提出することができます。 いまは、市当局が「公立病院としての移転新築」という構想の案を発表した段階です。まだ何も決まっていません。いまなら、「公立ありきの存続方針」や、「経営改善の議論を後回しにした政策推進」にブレーキをかけることができます。ここで冷静な議論をして、公立病院を廃止(民営化して存続も含む)できれば、その決断で後の世代にツケを残さずに済む可能性が残されています。もちろん議論の結果として「必要」となれば、公立病院を新築すればいいのです。 ほんとうに西宮に公立病院は必要か。それをきちんと議論させるために、ひとりでも多くの方にパブリックコメントに協力していただきたいと思います。ちょっと手間ですが、難しくはありません。ひとりでも多くの方にパブリックコメントに協力していただきたいと思います。ちょっと手間ですが、難しくはありません。詳しいやりかたは「いまむらたけしのWEBサイト」でご覧ください。
「西宮市新病院基本構想(素案)」へのパブコメ
意見提出のポイントについて
「市に意見なんか出したってどうせスルーされるんでしょ?」
と思われていることでしょう。
でも、今回は、市から「意見をください」と言ってきています。
ネットでメールを出す感覚でできます。
市の計画に意見できる貴重な機会。
「移転云々より給与費比率の適正化が先だ」だけでもいいので、出してください。
1)人事・給与制度の適正化が大前提/なぜ公営か
市立中央病院は、平成15年から合計100億円以上の税金を投入しながら、赤字解消はおろか、不良債務解消という消極的な目標すら達成できませんでした。その失敗原因は、硬直化した人事制度と、民間と均衡のとれていない異常に高水準な給与制度にあります。その解決こそが、新病院構想の大前提であるべきです。市当局の設置した有識者の検討委員会の答申にも「医業収益に占める給与費の割合は75.1%となり、黒字が確保できる水準の54%と大きな隔たりがある」とあるように、まずは、人事・給与制度の適正化を含む、考え得るすべての「経営改善」を実現することが大前提です。これは移転・新築しようがしまいが、まずすべきことです。
また、基本構想では「行政は病院経営に適さない」と直言してあるにもかかわらず、結論として、民間移管や指定管理者の活用ではなく、公営の病院を計画していることは、矛盾をはらんでいます。
これまで100億円以上の税金を投入した経営改善に失敗しておきながら、新病院の議論をするなど無責任です。人事・給与制度の適正化の具体的な方法や目標に関する記述がないことと、公営の病院に執着していること。基本構想の問題点は多々ありますが、根本的な問題点はこれに尽きます。
2)そもそも病院がほんとうに必要かの議論が不充分
そもそも、西宮市内には病院が不足しているのか、不足しているとすればどういう医療であり、公立病院が必要だというのであれば、その役割はどういうものか。この「役割」の議論がなければ、あらゆる税金投入は許されないはずです。単に「赤字を出さない病院=儲かる病院をつくろう」というのでは、既存の民間病院の事業活動のじゃまをするだけです。経営改善の議論と「儲かる病院作り」を混同してはなりません。西宮は病院が多いですから、むやみに競争するより、まずは連携と役割分担と共栄を考えるべきです。住民に必要な医療機能を果たす病院への税金投入であれば、住民は受け容れなくてはなりませんが、民間の医療機関で果たせている役割を担う病院に税金投入することには正当性がありません。
基本構想では救急医療以外に「癌診療」を新病院の役割として規定しています。しかし、現在不足している医療は、ほんとうに「癌診療」でしょうか(癌患者は、高度な医療を得意とする医者を紹介で探します。市内にあるかどうかではなく、信頼できるかどうかで病院を選びます)。この点に関しては専門的な分析が必要であり、これまでの検証では、単に「癌の病院をつくりたい」と言っているようにしか見えません。
3)結論に論理的整合性がなく、唐突である
現在の市の構想は「公立病院ありき」「アサヒビール跡地移転ありき」であり、合理的な議論の結果とは言いがたいものです。「公立病院ありき」は現在の公務員の既得権益を守るために他なりません。「アサヒビール跡地移転ありき」は、「議会での正式決定の前に水面下で何かやりとりが交わされているのではないか」と疑われてもおかしくない不明瞭な結論です。明快な議論の結果であれば受け容れることもできますが、議会でも合理的な説明は為されていません。
それ以外にも、「現在の257床から減床させる計画になっているが、存続させるなら減床させるべきでない(規模の小さい病院は医師の確保が難しく、医療の品質を担保することが困難。高額な医療機器も稼働しなければペイしない。医療機関の充実した西宮では役割を果たせず淘汰される。民間委託を考えるとき、受託してくれる事業者が限られる)」「事業費が高すぎる(中央病院の医業収益は年間で45億円。一般的に病院で年間医業収益を超える建設投資はペイしない)」「今後の公共施設整備に優先順位を付けるのが先」など、他にもこの基本構想には問題点があります。

↑クリックすると板書の画像は拡大します。
(といっても白板用のくせ字なので読みにくいですが…)
どうでしょう、参考になりましたでしょうか。いま私たちがこの問題を真剣に議論せず、「病院が新しくキレイになったら、なんかいいね」くらいのつもりで、安易に100億円近い税金を投入して公立病院を新設してしまったら、後の世代に重いツケとして残されてしまいます。いま真剣に議論して、最も合理的で効率的な施策を考えることこそが、子供たちの世代に対して私たちがやってあげられることです。パソコンの前に10分も座ればできることです。ぜひパブコメに協力してください。
オトナたちに邪魔されずに、
日が暮れるまで思い切り遊べる場所を、
子供たちに返してあげたい
〜「放課後の校庭開放」を実現するために
昨今、事件の凶悪化などによって、子供だけで自由に遊べる環境が減ってきています。下校時刻以降の校庭の利用は基本的に認められていませんし、一方で、子供たちが公園に行っても、そこには「ボール遊び禁止」などと窮屈なことが書かれていたりします。子供が日が暮れるまで泥だらけ傷だらけになりながら遊ぶことができる場所、そんな当たりまえのものが、どんどん失われていっています。
自分で考え、自分で責任を取れる日本人を育てるためには、子供がオトナたちに邪魔されずに、子供だけで日が暮れるまで思い切り(つまり安全に)遊べる場所が必要です。
そのためには、子供だけの場所であるはずの学校の校庭が、もっと子供たちの自由な遊び場として活用されなければなりません。とはいえ、安易に「校庭を開放してあげて」と学校に要求するだけでは、学校の業務と責任が増えるばかりです。ただでさえ教育現場での課題の増加に対応せざるを得ない学校にとって、施設の安全管理はたいへんな重荷です。
そういう現状を受けて、「学童保育などの福祉事業と教育委員会との“縦割り行政の弊害”を解決できないか」「管理の責任を学校に押しつけずに、校庭を開放するための制度整備はできないか」などを提案しています。それを受けて教育委員会も、「学校施設の目的外使用」の規則改正などによって柔軟な実施が可能となるように検討を始めています。
子供たちの遊び場を奪ったのは、何も悲惨な事件だけではありません。何でも学校のせいにし、ただの喧嘩や傷くらいで弁護士だ管理責任だと騒ぎたてる親。子供の元気な声に苦情をよこし、ボール遊びを止めさせろと(自分たちで叱らずに)訴える住民。「我儘で無責任なオトナたち」こそが、子供の遊び場を奪った最大の原因なのです。
市当局や学校がすべきことは、制度の整備と最低限の安全管理だけです。子供の豊かな育ちのため必要なのは、オトナの理解です。「危険がないか巡回すること」だけが子供を守ることではありません。私たちが子供のころ当たりまえだったもの。それを、子供たちに返してあげましょう。
地方自治に貢献する地方議会に
〜「三セク条例」を制定
平成21年4月、市当局は専決処分(緊急時などに議決をスルーする例外的措置)を使って第三セクター「西宮都市管理(株)」に1.5億円の短期貸付を行いました。天下り先の三セクを救済するための税金の投入を議会の承認なしにおこなうなど、法律の拡大解釈も甚だしい暴挙でした。
参考:○都市管理株式会社に関する過去の提案
・2009年6月議会 西宮都市管理株式会社への短期貸付の専決処分報告に対する質疑
・2009年6月議会 西宮都市管理株式会社への短期貸付の専決処分報告に対する討論
・2009年6月議会 フレンテ問題に関する会派見解のまとめ(配布用D/L有)
・2009年9月議会 西宮市都市管理株式会社の経営体制について
・2010年3月議会 平成22年度予算案に対する討論
・2010年6月議会 代表質問:河野新市長の所信表明演説に対して。
・2010年9月議会 平成21年度決算認定に対する賛成討論
これを受けて市議会の有志は、特別委員会を設置して「都市管理(株)」への対応を議論し、全国でもほとんど例のない「三セクへの公的支援には議決が必要」と定める条例の制定に向けて活動してきました。昨年3月には、当局の圧力などで離脱する会派も出て成立しませんでしたが、諦めずに議論と研究を続け、12月にようやく条例を成立させました。
いま、地方議会は存在意義を問われています。以前は、名誉職のつもりで議員になり、挨拶をして要望を聞いて回るだけの人もいたでしょう。でも、議員はそんなもののために報酬をもらっているわけではありません。議員になって13年。議会の顔ぶれもだいぶん変わり、地方自治に貢献するための改革を着々と進めることができるようになってきました。






