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今村岳司/いまむらたけし】
西宮市議会議員/3期目 1972年、西宮市生まれ。 甲陽学院高・京都大法学部卒■浜学園講師・リクルートを経て99年、市議トップ当選(26歳)

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2008年10月

西宮市議会総合計画研究会版
 次期総合計画 基本構想について

平成20年10月17日
西宮市議会総合計画研究会

■総合計画に対する議会の責任

 地方自治体の総合計画の根幹をしめる総合計画の基本構想は、地方自治法に基づいて議決事項と定められています。それにもかかわらず、従来のほとんどの自治体では基本構想案が提出されてから審議し、そのほとんどは修正のないままに可決されています。
 今回、当局から提出された総合計画の原案を目の前にしたわれわれは、基本構想の議決に責任を持つ議会として、これまでとは違って主体的に基本構想の設計に関わらなければいけないという自らの立場を再確認するに至りました。
 原案に関する議会の各派への説明会においても、重大な意見が出されたにもかかわらず、原案には微妙な修正が加えられただけで、根本的な意見についてはほとんど反映されることはありませんでした。そのため、このまま意見を聞き置かれたままで原案が次期総合計画になるということになれば、我々は「基本構想の議決機関としての責任」を果たし得ないという問題意識から、「我々でも基本構想を設計しよう」という思いを持つに至りました。

■西宮市議会総合計画研究会の立ち上げ

 7月11日と7月15日に五派有志の議員で集まって意見交換をし、7月17日付で五派幹事長名で、総合企画局と西宮市議会議長に対し、西宮市議会総合計画研究会(以下、研究会)の発足をお知らせいたしました。研究会は、西宮市議会(全44名)のうち、「政新会(8人)」「公明党議員団(8人)」「西宮グリーンクラブ(7人)」「にしのみや未来(7人)」「にしまちネット(3人・すでに解散し、現在は無所属)」の5つの会派の有志議員による研究会です。議会が議決に責任を持つべき「基本構想」について議論することを目的としております。
 7月22日の第1回以来、これまでに概ね毎週1回、計12回の研究会を開催して参りました。また、9月20日には、審議会委員向けの説明会も開催いたしました。  この「超党派の自主的な研究会で総合計画の私案の設計・執筆をする」という試みは、他市にも前例のないことで、「当局への批判や提案のみに留まっていては議員の役割を果たしきることはできない」という思いからくるものでした。より建設的な議論をするため、「当局の提案する案に対して意見するだけではなく、自分たちでも案を書いてみよう」と活動をしてまいりました。
 このような活動が可能になった背景には、昨年の選挙による改選で議員の顔ぶれが代わり、議会の雰囲気が変わったことが挙げられます。

■研究会編集の「基本構想」の特徴

 研究会の編集した基本構想は8月末に第一案を完成させました。その後さらに、西宮市当局との意見交換、総合計画審議会委員向け説明会でいただいたご意見などをもとに改訂し、完成させたものです。

○前文

○第1章:総合計画の役割
 →総合計画の意義や役割について述べています。

 大きな特徴としては、明確に基本計画は5年で見直し、後期5年分については改めて策定すると記述していることです。

○第2章:策定の背景
 →次章の課題を抽出する前提となる情報を載せています。

・「時代の潮流」は本市の行政運営に関わりが深いものを改めて選定しております。
人口と財政の分析をここに載せております。本市は震災後の復興基調が最近まで続いていたため、計量経済学による財政分析は大変正確性を欠くものとなります。よって、信憑性の高い、本市財政部局による積み上げ方式による先5年の見通しを掲載しております。特に、人口と財政の分析に関しては、楽観的なとらえ方による記述を廃し、厳しい見通しであるという認識を記述しております。

○第3章:本市が抱える主な課題
 →すべて、ここに掲げた課題の根拠は前章から導かれるようになっております。

○第4章:本市のまちづくりにおける基本目標
 →現実に「文教住宅都市」とは言いきれない現状、実はだれも「文教住宅都市」の本当の意味について理解できていないのではないかという問題意識から、これからの10年は、真の文教住宅都市を目指そう、10年を振り返ったときに「文教住宅都市になった」と言い切れるまちづくりを目指そう、ということから、基本目標を策定し、その実現のために必要な政策の柱を、前章の課題から導入するかたちで7つ掲げました。

原案の「ふれあい・感動」は、これからの西宮市の行政が目指す方向性の集約としては非常に疑問があること、これまでの背景→課題という流れからすると非常に唐突であることから、削除しました。

○第5章:施策の大綱
  →前章の基本目標に加え、西宮市の取り組むべき施策を網羅的に掲載しました。

○第6章:総合計画の実現に向けて

の計26ページとなっております。

研究会版・本編

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