2000年9月
西宮市の公務員人事システムについて。
西宮市という組織は4000人の社員によって成り立っています。43万人のお客様の期待にこたえるべく頑張っているひとりひとりの一所懸命の積み重ねで市は回っています。彼らの仕事に対する誇りが市を支えています。しかし、市民の一方的なエゴに日々晒され、公務員は楽だと馬鹿にされ、頑張っても大して給料が変わるわけではない給与システムの中で、一定の年数が経たないと昇進できない昇進システムの中で、数年経てば部署が替えられてしまう異動システムの中で、毎日仕事をしています。減点主義。批判はされても賞賛はされない。こんな組織体で働きつづけていて、入社したときの仕事に対する誇りを持ちつづけることができるでしょうか。
民間企業はこんな中で、生き残りをかけて思い切った人事システムを取り入れ始めています。時代遅れの年功序列と終身雇用を廃止。能力主義給与システム。年俸制。多様な勤務体系。社内FA制度。効果的に導入した企業はどんどん活性化し、構成する社員のモチベイションはあがります。組織にぶら下がる社員は排除され、社員は経営感覚を持って仕事をします。
公務員は民間企業と違うからなどといっていられる財政状況ではありません。いまこそ思い切った人事システムの変換が必要です。常に市の財政改革のネックとなる高い公務員人件費と、硬直化した行政システムを変革するために、組織全体の価値アウトプットを向上させるために、能力主義的な人事システムが必要とされています。
こういったものを可能にするために平成11年に総務庁の出した「公務員制度改革の基本方向に関する答申」を踏まえ、
- 能力主義的人事システム
- 360度人事評価システムと、数値化される多様な評価軸
- 公務員個々人のミッション・マネジメント
などを提案させていただきました。この危機的状況下において、西宮市が闘う集団として生まれかわるためには絶対必要な施策ばかりです。「頑張る公務員」を応援する施策です。
しかし、残念なことに、この危機的状況においてもなお、当局側の答弁は歯切れの悪いものでした。引き続き、私はこの問題を政治家としてのライフワークとおいて、研究・提案を続けます。現在、すでに、弁護士とのチームを組んで次なる提案に向けて頑張っています。







