■profile
今村岳司/いまむらたけし】
西宮市議会議員/3期目 1972年、西宮市生まれ。 甲陽学院高・京都大法学部卒■浜学園講師・リクルートを経て99年、市議トップ当選(26歳)

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05頃

闘う政治の再起動。

 新しい政治をこのまちに創りたいという情熱だけで26歳のときに立候補しました。愛する西宮は、何も持たずに古い政治に挑戦する青年をトップ当選で迎えてくれました。そして、青年は政治家になりました。

 しかし、意気揚々と戦場に赴いた政治家は、政治と行政と大衆に絶望しました。それでも、眩暈を覚えるような現実のなかでただただ闘い続けました。狂気と殺気を剥き出しにして、始めてしまった闘いの責任をとるために。そして、その闘いを始めて六年くらい経ったころ、政治家は壊れてしまいました。

 ぼろぼろになってしまった身体と精神を休めながら、自分の政治を振り返りました。これまでにないほど客観的に、すべての感情を廃して目の前の政治を見つめ直しました。それから一年間、ただひたすら精神と肉体と知識を鍛えました。毒気が抜けて少し大人になった政治家は、もういちど政治の世界で闘う覚悟を決めました。

 もう、無理矢理自分を鼓舞したりすることもありません。怒りを力に替えて闘うようなこともありません。感情を廃し、ただただ論理的に合理的に政治というしごとをすることにしました。トップ当選の歓喜も、髪の毛を金色に染めて旧態に対して怒りをぶつけていたことも、すべては過去のものです。無駄なものを捨て去って、よりソリッドに、よりプロフェッショナルに、政治家という職業に取り組んでいくことにしました。

 今村岳司という政治家がいなくなろうが、今村岳司という人間がいなくなろうが、日本と西宮の文化と政治は生き続けます。私はその大きな時代の流れのなかのある一箇所で、ある役割を担っているに過ぎません。ですから、その流れを絶やしてしまうことは歴史に対する罪になってしまいます。歴史からもらった役割をただ淡々と責任を持って果たし、次代の政治を創ることこそが、あたらしい今村岳司の「闘う政治」なのです。



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