• 2015-09-01
    • 学校の視察~相談窓口があったって、相談などそうそうくるものじゃないです。

2015-09-01

学校の視察~相談窓口があったって、相談などそうそうくるものじゃないです。

今朝は市内のある学校に視察にいきました。

学校の情況は、学校から教育委員会へ、教育委員会から私に伝わります。
もっと細かく言えば、
担任→教頭か校長→教委の指導主事→教委の学校教育部→教委の教育次長→今村
となります。
このルートで手許に届いていた情報は「現在市内学校の情況は概ね問題なし」でした。
そして、それは私が相談を受けた情報とは違いました。

伝言ゲームのどこかで橋が落ちたのかもしれません。
伝言ゲームのどこかで話の内容が変わったのかもしれません。
伝言ゲームの途中でだんだん話の内容が変わっていったのかもしれません。

私は人と仕事をするにあたって、性善説に立ちません。
それは「人は悪いモノ」と思っているのではなく「人は弱いモノ」と思っているのです。
多くの場合、人は、悪意で情報を隠蔽するわけではないのです。
相談することで目を付けられるのが怖いのです。
相談することで劣っていると印象をもたれたくないのです。
相談することで手を煩わせることに気後れしているのです。
相談することでその話が回り回って他から心配されるのが面倒なのです。
相談することで無責任に他を頼ったと言われたくないのです。
相談するという余裕がないくらい混乱しているのです。
ただ、いずれにしても「相談するべきところがあれば然るべき相談が為される」とは全く思ってはいません。
いくら相談しやすい環境をこちらが設えていたとしても。
私のところにすべての情報があつまるなどと、思っていないのです。

だから、相談を待っている場合ではなくて、こちらから視察にいかなければいけないのです。
しかも飛び込みでいかなければいけません。
そうでなければ客としておもてなしを受けるだけで、全く無意味です。

視察のあと、教育委員会には伝えました。
待っていても学校の情報は集まらないから、学校にどんどん出て行って、自分で情報を拾いに行ってほしいと。
そもそも、教育委員会の職員だって、教員として仕事をしていたとき「何でも教委に相談しよう」なんて思ってたわけないのですから。
それこそ私だって、しんどいときに他人に相談などしません。

で、視察にいってきました。
きょうは始業式。
夏休みの自由研究をじゅんばんに発表するみんながとてもすてきでした。
もちろん、視察したかったことについては、ちゃんと視察し、対応について指示をしておきました。

タイトル

きのうの日程。

0830 副市長MTG
0900 来客
0930 議運
1000 本会議
1130 文化振興打ち合わせ
1200 ランチミーティング
1300 地域集会施設打ち合わせ
1430 地方創生会議レク
1500 答弁調整
1830 総務打ち合わせ

きょうの日程。

0700 答弁書調製
0830 副市長MTG
0900 広報レク
1000 市内学校視察
1130 答弁調整
1300 消防レク
1330 文化振興打ち合わせ
1500 地方創生有識者会議
1700 答弁調整
2000 書類調製

きのうから議会が始まっています。
議会のさいしょにある一般質問の答弁を書く仕事が日程に大きく占めています。


2015-08-29

たけうちちひろさんワークショップ@西宮市大谷記念美術館(ボローニャ展)

きのうはイタリア・ボローニャ国際絵本原画展の開催されている西宮市大谷記念美術館で、
入賞作家たけうちちひろさんの"切り絵"ワークショップに参加してきました。
タイトル
(もちろん展覧会にもたけうち先生の作品がありますよ)
色紙を選び、たけうち先生のご用意いただいた型紙に沿って切って貼って、ぱらっと開くミニ絵本を造ります。

「色の選びかたにセンスが出ますよ」などと早速言われたので、まずは色のチョイスから悩みまくり。
私が選んだのは和菓子の包みっぽいイメージでした。
先生は「自分はビビッドな色を選ぶから、他の人の色選びはおもしろい」とおっしゃいます。

さて、小学生のころは図工は唯一の得意科目でしたのでこのテのものは負けられません。
子供の頃は「手先が器用」以外で人に褒められた記憶のないわたし、やり出したら真剣です。
美術館理事長の私のうしろで参加しているのは美術館副館長の森田さん
タイトル
にこにこゆる~く参加している森田さんと対照的なガチっぷりです。
タイトル
ただ、森田さんは"キレイに切れへん…""おかしいなぁ…""老眼鏡の度が…"等、だんだん文句が多くなっていきました。

さて、最終的にできあがったのは、たけうち先生の型紙にさらにアレンジを加えた作品。
タイトル
クジラにはお魚さん、ピノキオには小鳥さんの、お友だち付きです。どや。
タイトル
先生やまわりのみなさんに褒められて上機嫌のわたしは、図工の授業の気持ちに帰ることができました。。
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ミュージアムショップではたけうち先生の「かわいい切り紙BOOK」を購入。
タイトル
9/1から9/7まで、甲子園口駅南東の「ギャラリーわびすけ」で個展も開かれます。

さて、ボローニャ展のイベントはまだまだ続々。

【たかいよしかずサイン会】
明日(8/30日)は、みやたん生みの親であるたかいよしかず先生のサイン会。
14時より当日、当館ミュージアムショップにて絵本をお買い上げいただいた方、先着70名
・当日10時より、絵本購入と引き換えに整理券をお渡しいたします。
最近調子を上げているヤツも会場に来るので、殺到必至ですね。

【刀根里衣サイン会】
さて、こちらは昨年特別展示をしてくれた刀根先生。
私も去年大ファンになって「日本でも発売してください」とメールしたほどです。
(いまはすでに5冊が日本で発売になっています)
9/12土、13日それぞれ14時より
・両日とも当日、当館ミュージアムショップにて絵本をお買い上げいただいた方、先着70名(おひとり3冊まで)
・当日午前10時より、絵本購入と引き換えに整理券をお渡しいたします。
(って、すでに5冊とももっているわたしはサインしてもらえないのか…orz)

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展は、
9月27日(日)まで西宮市大谷記念美術館で開催。
水曜休館(ただし9/23開館・24振替休館)
10時~17時ですが、金曜は19時まで延長開館しています。

※9/3木、7月、10木、14月、17木は一時保育もあります。
時間:1030-1200 定員:各日15名 対象年齢:6ヶ月~3歳
申し込み方法:0798-33-0164にお電話ください。


2015-08-28

灘五郷の酒の命=宮水を保全するために。

きょうの午前中は宮水保存調査会の総会でした。

タイトル

全国の清酒生産の2割以上を占める灘五郷の命は、なんといっても宮水と呼ばれる水です。
いまの西宮市役所から南に下って国道43号線をこえたあたりの井戸で汲まれています。
タイトル

宮水は、所謂「六甲のおいしい水」とはぜんぜん別モノです。
六甲の水は軟水であるのにたいして宮水は硬水で、
・六甲山方面からの戎伏流
・海だった北からくる札場筋伏流
・遠く伊丹方面からくる法安寺伏流
この3つのブレンド水です。
タイトル
(↑図の赤い線が古代の海岸線・余談ですが市役所のあたりは島だったようです)
六甲山からくる戎伏流は山と海の近いところを急に下るために酸素が多く
海だった地域をとおる札場筋伏流と法安寺伏流はリンやカリウムが多く、酵母の発酵を強めます。
それでいながら、味を落とす鉄が少ないのが特徴で、
まさしく旨い酒を造るためにあるような奇跡の水なのです。

都市化が進む西宮の極めて浅層(約2m)にきれいな宮水が保全されているのは、
90年に亘る官民合同の「宮水保存調査会」による保全活動のおかげです。
調査会は、西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の酒造会社と西宮市で構成されており、
永く、宮水の水脈・水量・水質について科学的に調査をし、
周辺の開発工事にあたって影響を最小限に抑えるご協力をねがう活動をおこなっています。
きょうの勉強会や意見交換によって、
これからも宮水を守るために市として取り組むべきことなどについての示唆もいただきましたので、
対応を考えてみようと思っています。

きょうの日程。

0830 副市長MTG
0900 総務関連打ち合わせ
1000 宮水保存調査会定時総会
1330 中学生の主張大会
1430 福祉関連打ち合わせ
1500 関西学院大学関連打ち合わせ
1600 アサヒビール工場跡地関連打ち合わせ
1700 大谷記念美術館~たけうちちひろさんワークショップ
1930 学校教育関連打ち合わせ
2130 文書調製

きょうの午後には「中学生の主張大会」に呼んでいただきました。

タイトル

音楽をやっていたころの話です。
私はステージに上がると、いつも記憶がありませんでした。
終わってから演奏を褒められても、ステージに歓声を送ったと言われても記憶がないのです。
あとでビデオを見ると、家で弾けないようなすばらしい演奏を私がしています。
私はビデオの自分の演奏を耳コピして練習していました。
ステージに上がると神が降りてくるのです。
演奏も歌も演説も絵を描くことも、そうして神が降りてきたときに、
ほんとうに人に伝わるものが表現されるのです。
みんな「どうすれば意のままに神が降りてくる状態をつくれるだろう」と考えるのです。
でも、「こうしていると神が降りてくる」という条件はないと思っています。
いっぽう、「こうしていると神が降りてこない」という悪条件は厳としてあります。

「こう話せ」と教わったこと。「こう話そう」と練習してきたこと。
無駄で大袈裟な感情表現。評価されたいという意識。
審査員へのアピール。友達の期待に応えたいと思う気持ち。

そういう余計なものに気を取られると、せっかくの主張は、
「自分がじょうずな主張をやりきった」と完結してしまい、相手に伝わりません。
自分のほんとうに主張したいことがちゃんとあるなら、
「ただその主張をする」ということだけをしてください。
そうすればあなたの主張は人に届きます。
もちろん私にも。

あなたのそのままの主張を、きかせてほしいと思っています。