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    • 市政報告広聴会:大社公民館・甲陽園市民館
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    • 市政報告広聴会:若竹生活文化会館、鳴尾支所
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    • 西宮の市立高校はとても人気があります。
    • 市政報告広聴会:生瀬市民館、船坂里山学校、山口保健福祉センター

2016-06-30

続・なぜ「政治家は"国民の代表"ではなく"投票した人"の代表にすぎない」と言えるのか~動画

きょう議会だったのですが、きのうの記事についてなんとマスコミがお越しになりました。
「"市政ニュースが憲法違反"と聞いて飛んできたぜ」ということです。

それに対して「憲法違反じゃないです・政治学上あたりまえの話です」
という話しをしました。

ホワイトボードまで使って解説したのですが、番組でどう取り扱われるかわかりません。
「憲法違反の市長がホワイトボードで開き直り」とか放送されたら(またかよ…)なので、
マスコミに説明したのをもう一度録画してアップしました。
さすがにコレでわかるはず。
コレでわからないというならば、意図的にわかろうとしていないんじゃないか、
と思うくらいわかりやすく説明できたと思います。
もう、これ以上はむりです。


2016-06-29

なぜ「政治家は"国民の代表"ではなく"投票した人"の代表にすぎない」と言えるのか、の解説

きょう市政ニュースの投票率に関する記事についての質問がありました。

18歳以上が投票できるようになったことを踏まえて「はじめての選挙に行こう」という記事を書きました。
世のよく言われる「投票に行かない理由」に対して反論する形式で投票の意義を伝えています。
その中で問題にされたのは

政治家は"国民の代表"ではなく、"投票した人"の代表にすぎないんだよ。
少子高齢化で絶対数が少ない世代だからこそ、
"私たちにも納得できる社会にして!"と投票で訴えなくっちゃ!」

の部分。
「これは"両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する"という憲法43条に反する表現ではないか」
という問題提起です。

それに対する答弁です。
長文ですが、
「政治家は国民の代表ではなく投票した人の代表にすぎない」とはどういう意味なのか、
代議制民主主義における公権力の正当性について解説しました。。
ぜひご参考になさってください。

「円周率は3.14ではなく、3.1415926535…(以下無限)です。
 しかし、この問題文において、円周率は3.14とおくと書かれていることから、
 円周率を3.14として計算するものです」
  ↓  ↑
「政治家は国民の代表ではなく、投票した人の代表です。
 しかし、憲法43条において、両議院の議員は全国民を代表すると書かれていることから、
 政治家は全国民の代表であることにじゅうぶんの正当性があります」

これ以上のわかりやすい解説は、もっと詳しい人に頼みたいです。

  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

結論から申しあげますと、憲法に反する表現ではございません。

確かに、憲法43条は、両議院の議員を全国民の代表としております。
また、私を含む選挙で選ばれた政治家は、投票した人の代表ではなく、
市民全体・国民全体の代表として振る舞うべきですし、市民全体・国民全体の代表であると扱われるべきです。
 
しかし、一方の市民・国民、ないしは有権者、ないしは投票者にとっては、
「政治家は国民の代表ではなく投票した人の代表にすぎない」ということは論理的な誤謬ではございません。

民主主義において政治家は、投票の結果を最も正確な民意として判断するべきです。
選挙結果こそは、ありとあらゆる「民意の具現」のなかで最も公正で平等で公式のものであるからして、
それこそを民意とするにはあらゆる正当性があります。
その意味において、投票に参加しなかった人は、
政治家が最も公正な判断材料にすべきものに参加していないことから、
政治家に「代表」としての行動を期待する権利を放棄したことになってしまいます。
その意味において、彼は政治家に「私の代表」と言える権利を放棄してしまったことになります。
つまり、「選挙で選ばれた人であっても、投票しなかった人にとっては代表ではない」と言えてしまいます。

民主主義において何を民意とするか、
代議制民主主義において何を代表とするのか・もしくは代表を何の代表とみなすのかは、
政治学においてたいへん重要な議論です。
なぜなら、完全に民意といえるもの・正確に代表といえるものは存在し得えないからです。
そのため、何かをもって民意としてよいか、何かをもって代表としてよいか、
それを何らかで定義し、その定義を共有することによって、代議制における公権力は正当性が担保されます。
円周率は正確には3.14ではないが「3.14とする」と先に定義することによって以降の計算を可能にするようなものです。

民主主義の政治制度において、国民全員が一致して全代表者を共通して代表者と認めることはありえません。
様々な考え方の国民がいますので、それぞれが自分を代表することを期待する人が一致することはあり得ないのです。
つまり、「完全に正確な民意・完全に正当な国民の代表」は存在し得ないため、
必ずどこかで「何をもって民意とするのか・国民の代表とするのか」を改めて定義する必要があるのです。
現に、全国区以外の国会議員選挙では、
選挙区から選ばれた「選挙区住民の選んだ代表」が「全国民の代表」とみなされます。
「選挙区住民の選んだ代表」も「選挙に投票にいった有権者が選んだ代表」も、
「全国民の代表」とみなすことについて、憲法その他の法令で規定することによって、
日本の政治は正当性を担保されています。

このように、もちろん憲法上、政治家は「国民の代表」と定義され・正当性を担保されますし、
そうでなければ国会での議論の正当性が担保されません。しかし、
政治学における議論では、どこまでいっても政治家は「選挙に投票にいった有権者が選んだ代表」です。
それを「全国民の代表」とするのは、その次の、定義の段階、運用の段階の議論です。
これらの議論は、政治学的には一般的に議論されることでして、
憲法に反する記述、ないしは誤謬ではございません。

市政ニュースのこの記事の読者は市民全体であり、
その読者のなかには選挙で選ばれた政治家や選挙に候補者として参加した経験のある人もある、という意味においては、
「政治家は国民の代表ではなく投票した人の代表にすぎない」という記述に
違和感をもつ人がいるだろうことは一定認めます。
また、渡辺議員ご指摘のこの議場にいる市議会議員の皆様はすべて、
一部の市民ではなく市民全体の代表として正当性をじゅうぶんに定義されていますし、
その矜恃をもって活動していることには敬意を払うものです。

しかし、この記事の対象は、「投票する側の人」であり、そのなかでもターゲットは
「投票する権利をしばしば放棄する若い人」や「今回の選挙で初めて選挙権を得た18歳・19歳の有権者たち」です。
その対象者の立場に立てば、その記述はいよいよ誤謬ではありません。

「政治家は国民の代表ではなく投票した人の代表にすぎない」は、言い換えるなら、
「投票した人の代表である政治家であっても、
 国民の代表として正当性が担保されるというルールなのですよ」とも言えます。

記事の目的は、あらゆる論理で投票に行くことの意義や責任や正当性を訴えることであり、
不適切な記述とは思えません。
むしろこのように話題としていただいたことは、啓発上、大変ありがたく思っており、
すべての西宮市民の皆様には、全国民を代表する参議院議員の選挙で、
ぜひとも、投票に行っていただきたいと思っております。

  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑

タイトル

先週土曜の日程。

1000 民生委員推薦準備会委員委嘱状交付式
1100 西宮市大谷記念美術館打ち合わせ
1330 民生委員推薦準備会委員委嘱状交付式

おとといの日程。

0830 副市長MTG
0900 答弁調整
1130 越木岩青年会打ち合わせ
1200 ランチミーティング
1300 答弁調整
1500 答弁調整会議

きのうの日程。

0830 副市長MTG
1000 本会議:一般質問
1710 答弁調整会議
1810 答弁調整

きょうの日程。

0830 副市長MTG
1000 本会議:一般質問
1710 答弁調整会議
1810 答弁調整


2016-06-24

「文化振興ビジョン」の策定作業が始まりました~なぜ行政の造る計画は抽象的・総花のつまらないモノになりやすいか

きょうは「文化まちづくり推進委員会」が開かれました。
西宮市は「文化振興ビジョン」という計画に基づいて文化振興行政をおこなっております。
10年の計画で、今年が現行ビジョンの最終年度になっており、
次期ビジョン策定について、外部委員の先生たちにお集まりいただいて議論を始めました。

現行ビジョンは「ありものの施策を整理・記載して上に抽象的なビジョンを載せる」というビジョンでした。
それでは全くビジョンのためのビジョン、なにも造る意味のないものだと思います。
あたらしく造るものは、設計思想からしてこれまでとは違うものにしなくてはなりません。

・文教住宅都市にとって、その期間の西宮市政にとって、文化とはなにであるべきか
・ならば、文化をどうしていかなければいけないか
・ならば、どういう事業が必要か
そういったものを、積み上げ式ではなく、演繹的に議論していこうと思っています。

あたらしい文化振興ビジョンは、文教住宅都市というコンセプトに現時点的解釈をあたえ、
いまの西宮にふさわしい文化について明確なビジョンを規定するものでなくてはいけません。
調製の最終段階を迎えた教育大綱もそうですが、
文教住宅都市だからこそのものを特別に設えなければいけない政策分野です。
そういう分野の政策については、わたし自身が委員会の議論に参加し、
しっかりと政策や哲学の議論からしなければいけないと思っています。
タイトル

どうすれば、西宮市民が彩りをもった豊かな生活を楽しめるようになるのか。
どうすれば、西宮市民が「豊かさ」をより(マズローの欲求段階説的な)高次元でとらえることができるか。
抽象的な概念に西宮市ならではの定義をきちんと与えながら、
政策ビジョンを造っていきたいと考えています。
(こういう話しを先生たちにしていただきました)

こちらが「本気で議論して西宮オリジナルを造ろうと思っています」という態度をきちんと示せば、
委員会においでいただいている先生たちの本気度も一気にあがり、質の高い議論になります。
委員会が終わって昼時になっても、先生たちは残って立ち話を続けてくれていました。
関わる外部の先生や、発注する先の事業者を本気にさせるためには、
まずは庁内で質の高い議論をして問題提起しなくてはなりません。
こういう「計画モノ」が総花のつまらないものになるのは、行政が丸投げをするからなんだな、と、
改めて気付かされました。

先週金曜の日程。

0830 副市長MTG
0900 市政ニュース編集会議
1000 断続的に本会議
1030 保育と文化関連レク(本会議の断続的な休憩時間を利用)
1600 総合計画打ち合わせ
1730 大学連携講義

月曜の日程。

0930 副市長MTG
0900 保育所待機児童関連打ち合わせ
0930 議会運営委員会
1000 本会議
1200 ランチミーティング
1300 武庫川女子大打ち合わせ
1400 答弁調整
1630 災害対応打ち合わせ

火曜の日程。

0830 副市長MTG
0900 市政ニュース打ち合わせ
0930 保育所待機児童関連打ち合わせ
1000 答弁調整

水曜の日程。

0830 副市長MTG
0915 阪神水道企業団議会
1000 本会議
1015 教育大綱打ち合わせ
1030 庁舎管理打ち合わせ
1300 答弁調整

木曜の日程。

0830 副市長MTG
0900 答弁調整
1300 来客
1330 学校関連打ち合わせ
1400 答弁調整
1630 私立幼稚園連合会打ち合わせ~待機児童対策

きょうの日程。

0830 副市長MTG
0900 答弁調整
0915 市政ニュース確認
1000 文化まちづくり推進委員会
1300 ぴあ取材請け
1400 答弁調整
1750 大学交流講座

更新があきましたが、ぼさっとしていたわけではなく、議会が始まったというわけです。
連日、議会の答弁調整をしています。
議会の答弁は市の方針ですから、すべて市長+両副市長監修しております。