• 2015-02-01
    • 労働力が欲しいならバイトを雇います。正規の新人採用とは、30年後の弊社幹部を採用することなのです。

2015-02-01

労働力が欲しいならバイトを雇います。正規の新人採用とは、30年後の弊社幹部を採用することなのです。

きょうは朝から業務説明会(西宮市職員の受験をお考えの方に対する説明会)でした。
2時間×3セット。
休日出勤で協力してくれた社員のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
学生も各回100人ずつくらいきてくれて大盛況でした。
先週のと合わせて400~500くらいの学生に会えたことになります。

じっさいの職員たちが参加して、
人事部が「やりがいは?」とか「会社の雰囲気は?」とか訊く、パネルディスカッション形式で運営されましたが、
むしろ私にとっても「そうか、みんなそういう気持ちでやってるんだな」とわかって、勉強になりました。

各回終わったあとも、次の回の開場までの30分、職員のところにたくさんの学生さんたちが質問攻めでした。

初めての経験ですから、しつらえも野暮ったかったかもですし、不行き届きもあったかもです。
それでも、「弊社が人材採用に本気だ」ということだけはお伝えできたかもです。
いよいよ28入社から、採用事務の抜本的な改革に取りかかります。

さて、以下が冒頭の私の30分の演説です。

タイトル

昨年5月に市長になりました。
3000人の社員で48万に住民福祉を提供する会社の経営者です。
その社員の品質は、会社のアウトプットに直結します。
その会社の経営者にとって最重要な投資案件が、人材採用です。
一人の社員の生涯年収は2億円以上。
それを40人採用するということは、80億円の投資です。
それはそれは、この会社にとって最大の投資案件です。
政治家は「私が橋を造った」「私が制度を造った」と言います。
嘘です。
造ろうと言い出したのは政治家であっても、造ったのは社員です。
西宮の住民福祉増進をしているのは、私ではなく、社員たちです。
この会社のアウトプットは、すべて、社員によって為されるのです。

昨年市長に就任して、私は「人材の仕入れ」に直接コミットすることにしました。
素材にこだわるシェフが野菜の仕入れに産地まで直接いくのと同じです。
まずはどんな人が弊社を受験しにきてくれているのか、気になったからです。
だから、昨年夏の採用で、面接をしました。
しかも最終面接じゃなくて、いちばん入り口の集団面接の面接官の一人を務めました。
それで思ったのは「弊社に必要な人材」がちゃんと伝わっていないということでした。
優秀かもしれない、でも、弊社には合わない、そんな人がお越しだと思いました。

市役所は、あらゆる公務員のなかでも「お客さんに接する」公務員です。
霞ヶ関や県庁に用事のある一般人なんて、そうはいません。
ふつうの人にとって用のある役所は市役所なのです。
霞ヶ関が造った政策も、それを住民に説明するのは弊社です。
しかも、弊社はお客さまを選べないし、選ばない会社です。
多くの人が「不満や不足がある」という理由でくる会社です。
怒鳴る人、無理を言ってくる人、何回言っても理解ってくれない人。
民間なら「だったら余所へどうぞ」と言えるかもですが、弊社に「余所」はありません。
それはそれは、高度なコミュニケーション能力が必要とされる会社です。
弊社に必要なのは、大前提として「高度なコミュ力のある人材」なのです。

そんなことを伝えなきゃだめだと思って、説明会をしつらえることにしました。
やろうぜ、と言ったとき、最初は人事部も「まじか…」でした。
民間じゃあたりまえのモノかもしれませんが、弊社にとっては初めてのことです。
しつらえの野暮ったいところもあるかもしれません。
でも、これは「西宮市役所はスゲエだろ!」とやるショウではなく、
「西宮市に必要な人材とは何か」をきちんと伝えるためにやる純粋な説明会です。
そう思って聴いてください。

「西宮は面積100平方キロで良好な環境の…」みたいな話はしません。
そんな話はググればいくらでも出てきます。
初任給だとか手当だとか、そんな話もしません。
そもそも、そんなことが就職にとって重要なことなんですか?
弊社が労働力不足だったら、新卒なんて採りません。バイトを採ります。
弊社が技術不足だったら、新卒なんて採りません。外注します。
正規職員の採用は、そんなんじゃないんです。
何のために、高コストで「そのままでは戦力にならない無経験な人間」を採用するか。
それは、「将来の弊社にとって必要な人材」を採ろうとするからです。

いま採用したとして、主力として活動してもらうのは10年後くらいからです。
15年後には会社全体を引っ張ってもらわなければなりません。
20年後にはマネジメントをし、30年後には弊社の経営層に来てもらわないといけません。
そのときに弊社が西宮に対してどんな価値を提供すべき会社になっているのか、
それをそのときに考えられる人材が必要なのです。
「20年後30年後の西宮市役所を牽引する人材」を採用するのが正規職員の採用なのです。
だから、2億円の投資価値があるのです。
現在の幹部職員は、現在の西宮に必要な価値を提供する人材です。
でも、彼らが30年後の西宮市役所で、30年後の西宮に価値を提供できるとは思えません。
だから、いまの職員に倣うだけの人材ならいらないのです。

市長の任期は4年です。
なかには市長をステップに知事になる人や国会議員になる人もいます。
私はそういうことに何の興味もありません。
26歳で始めた私の政治家としてのキャリアのゴールが、この西宮市長です。
私はこれから10年以上に亘ってこの会社を経営していくつもりです。
私はいまの社員たちのハシゴを外すつもりはありません。
やりかけた改革はやり切ります。
そして、これから採用する人たちというのは、
私が経営者でなくなった未来の西宮市役所で、
会社を牽引する主軸になっていなければいけない人たちです。
私は、自分が始めようとしている改革を将来に繋げる人材を採用しようとしているのです。

「リーダーがだいじ、さいしょにやる人がだいじ」とよく言われます。
それは違う。
それに続いて二番目にやる人こそが価値を生むのです。
オーケストラのコンサートのアンコール。
アンコールだから楽しい曲です。
行進曲だったりします。
そこである人が手拍子を始めます。
そのじてんでの彼は、ただの変人です。
周りには「お行儀悪いなぁ」と顔をしかめる人もたくさんいます。
誰も続かなければ、彼はただの「無粋な人」にされます。
「せっかくのコンサートが無粋な客のせいでミソがついた」とみんな思って帰ります。
でも、彼に続いて誰かも拍手を始めたら?
きっとあっという間にアリーナに拍手は拡がります。
みんなほんとうは手拍子をしたかったからです。
オーケストラだって、テンションも上がって演奏はよりドライブがかかります。
ホール全体がグルーブに包まれます。
指揮者が曲の最後を告げると、スタンディングオベーションが待っています。
そして、「楽しかった」といってみんな大興奮で帰ります。
私は政治家だから、最初に拍手をします。それをするために選挙をやりました。
私が、たんなる変人になるのか。
それとも、ここから西宮が変わるのか。

弊社は平均年齢38歳の若い会社です。
近隣の自治体と較べても、だいたい4~5歳くらい若いです。
彼らと共に、私に続いてグルーブを生み出すことができる同志を、私は採用しにきたのです。


2015-01-30

イノシシ、確保!

きのうの日程。

0800 整理
0830 副市長MTG
0900 来客
0930 会派要望回答会:蒼士会
1130 スポーツ関連
1230 議員要望回答:岸議員
1300 子供関連打ち合わせ
1400 学校保健大会
1530 文化振興関連打ち合わせ
1600 来客
1630 来客
1700 子供関連レク
1730 市長室関連レク
1800 学校施設関連打ち合わせ
1830 広報関連レク

きょうの日程。

0930 整理
1000 会派要望回答会:市民クラブ
1200 庁議打ち合わせ
1215 財政レク
1300 都市計画感レ打ち合わせ
1400 人権関連レク
1500 宝塚市仁川小学校放課後視察
1730 国道関連

さて、西宮浜埋立地で住民を襲うなどお騒がせしておりました乙事主。
本日午前中に、確保いたしました。

棲んでいると思われる藪をフェンスで囲い、罠を仕掛けて確保しました。
西宮浜では猟銃が使えませんし、銛の使用もある事件以降できなくなってしまいましたので、
今回は、檻の罠で仕掛けて捕まえました。
タイトル
ドナドナ的に軽トラの荷台に載っておりますが、このまま市場に連れていかれたのではなく、
山奥の山奥に放流しにいきました。
あとは、ウリがまだいる可能性が残っておりますので、公園封鎖の解除はもう少しお待ちください。

ただ、このイノシシを餌付けしていたらしい住民は確保できておりません。
イノシシに餌やったら、ほんとうにだめです。
そんなの動物愛護でもなんでもありません。
リアルにケモノです。咬みます、襲います。
今回のイノシシ事件、被害者も複数でましたし、そうとうな経費もかかりました。
「里に下りてきたのはニンゲンが自然を破壊するから…」とか、そういう話ではないのです。
専門家で捕獲するというオペレーションが必要になるのです。
彼らと私たちは、違う世界に生きてこそお互いにしあわせなのです。
ぜったいに、餌をやらないでください。

仁川小学校@宝塚に、放課後子ども教室事業の視察

きょうの午後は、職員といっしょに宝塚市の仁川小学校の放課後事業の視察にいきました。
大人数でぞろぞろおじゃましたにもかかわらず、丁寧に対応いただき、ほんとうに感謝です。
西宮市でも来年度から、学校の放課後を開放する事業を実験的に始めてみようと思っています。
それを成功させるために、先進事例である仁川小学校を見に行きました。

オトナが「管理して預かる」のではなく、最低限の危険だけ取り除いて、
子供たちだけで思いきり遊べる場所を確保するのが事業の目的です。
ケガもケンカも子供の自己責任、
ようは私たちが子供のころにあたりまえに存在していた子供たちだけの世界である「空き地・広場」を、
学校の敷地で安全に実現する、という事業です。

宝塚と西宮、お互いにそれぞれのやりかたで事業を成功させて、子供たちの豊かな育ちの環境をつくってあげたいね、
というお話をしました。

タイトル


2015-01-28

RECKLESS LIFE

きのうの日程。

0800 整理
0830 副市長MTG
0900 教育委員会議レク
1000 アサヒ特別委
1130 市政ニュース打ち合わせ
1250 子供支援局打ち合わせ
1300 組織耐性打ち合わせ
1430 都市整備講公社打ち合わせ
1500 外郭団体打ち合わせ
1600 産業振興関連
1700 青少年問題関連打ち合わせ
1730 総務局関連打ち合わせ
1815 医療関連打ち合わせ
2200 総務局関連打ち合わせ

きょうの日程。

0700 整理
0830 副市長MTG
0900 原稿調製~夕方まで集中
1700 政策局打ち合わせ
1830 日本酒部
2130 政策関連

さて、月曜に記者会見したことに対しては、えらく反響がありました。
とはいえ、ごくごくあたりまえのことを記者会見しただけでたいしたことではありません。
えらくたくさんの激励の連絡をいただきましたが、政治がマスコミと対峙関係にあるのは自然なことですから、
こちらとしては全くのルーティンワークでございます。

さて、わざわざ記者会見をした結果ですが、こんなかんじ。

毎日「文言の変更・趣旨変わらず」→正確な報道◎
神戸「趣旨の修正ではない・文言撤回」→正確な報道◎
朝日「文言変えたが同趣旨」→正確な報道◎
日経「取材拒否の方針撤回」→方針については何も撤回していない→誤報×
産経「取材拒否の方針撤回」→撤回や釈明など何もしていない→誤報×
読売「取材拒否の方針撤回」→方針は撤回していないと何度も明言→誤報×

このように、各社報道の正確さに誤差があります。
毎日・神戸・朝日は、ほぼ正確に記者会見の内容を報道してくれているようです。
他の事業者の商品では、さっそく完全な事実歪曲もあって笑えました。
記者会見で、明確に何度も申し上げました。
「【文言の変更】であって、【趣旨の修正】ではありません」ってね。
それでも、「方針の撤回」と書かれているのがいくつか。
とにかく「行政がマスコミにごめんなさいした」と書きたかったのでしょう。

まあ、どうぞ。
市として明確に抗議するのは「現場の政策推進に支障が出る」場合だと思っているので、もう、流しておきます。
私のケッタクソとかはどうでもいいです。
明確な誤報ですが、どうぞおすきに書きなさい。
その程度の誤報はただ砂に染みこんで消えていくだけです。
たいていの国民は「マスコミは書きたいように書くもの」と認識していますから、ちゃんとした判断もできるでしょうし、
市のマスコミに対する態度がどうであるかなどは、政策推進にたいした影響もないのでどうでもいいです。
いまどきマスコミが書くものを鵜呑みに信用するような人がどれだけいるでしょう、というところです。

それにしても、きょうもまだ広報課はマスコミの相手をさせられました。
最高責任者が記者会見までしてるわけで、それ以上の説明とか、何もないわけです。
もう、いい加減、弊社職員の手を取られるのはかなわないです。
彼らの仕事のいちいちには税金が費やされているわけで、あまりコストを浪費されるわけにもいかないので。
お引き取りください。

なにはともあれ、もう落ち着いています。
返信できないほどのたくさんの激励のご連絡をいただいておりますが、だいじょうぶです。
当然の対応をしているだけなので、褒められるほどのことでもありません。

ただ、その中でも、嬉しかったのがひとつありまして。
中高の親友で弁護士になった友人からのメール。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
タケシもしんどいだろうけど。
大丈夫、法律的にあってる、あとは気合いだけで負けるかどうか。
まあ、お前は間違ってないから大丈夫だわ、
reckless life見て頑張れ、俺もそうしてるから。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

「reckless life」…か。。

いまは弁護士になっている彼と二人で、
たくさんの「GUNS N' ROSESをコピーしたいバンド」の助っ人で入ったときにやっていた「2人のテーマソング」的な曲です。

"オレは無鉄砲で、痛みも感じない。
ヤバイところで生きているけど、指図される必要はない。
ギリギリでやってるけど、数百万ドルの夢がある。
それを忘れずにいる方法がわかってるし、自分の値打ちをわかってる"

この直後に出したレコードでGUNS N' ROSESは全世界を驚かせました。
アクセルローズが豚になる前どころかセックスシンボルになる前の古い曲。
「reckless life」ねぇ。泣かせるよ。

久しぶりに「reckless life」見たわ。
ただね。リーダーの仕事は、部下を守るために矢面に立つことだから、こんなの織り込み済みです。
しかもこちらに正義があることは初めからわかっているうえに、みんな応援してくれているから、
「しんどい」ことも「負ける」こともないわ。

それにしても、ありがとう。
忘れずにいる方法がわかってるし、自分の値打ちをわかってる、つもりだから。

ほんとうは住民福祉の増進に集中したいけれど、残念ながら、そういう仕事だ、コレ。